iphoneとandroidとgoogleContactの完全同期
はじめに
ht-03aを買ってから乱れ始めたhyperdryの携帯事情.
完全にiphoneとandroidの棲み分けに失敗し,スマホ二台持ちなわけですが,
どちらも同じように連絡先とかメールとかを最新の状態にしておきたい.
あいにく,どちらもgoogle との同期が行える.下の絵の感じ.
iphoneからgoogleはwindows exchangeで,androidからgoogleは標準の同期でおk.
前提
- iphoneはexchangeの設定が完了していること
- androidはgoogleとデータ共有の設定が完了していること
- とりあえず,android,googlecontact,iphoneで共有するデータがすべて統合されていること.
この状態でなんとなくSyncしてみると,
- iphone側ではふりがなが出なかったり
- 電話番号が同期とれなかったり
- 苗字と名前が入れ替わったり
してしまいます.
google contactのデータをエクスポート&エクセルで読み込み
ただし,androidとiphoneではふりがなのフィードが異なる.一応確認してみる.
- google contact で,google形式のcsvでエクスポートする.
- そのcsvファイルをエクセルで"コンマ区切り"として開く.(「ファイルを開く」から開く)
- 電話番号の列(Phone 1 - Value,Phone 2 - Value,Phone 3 - Value)は,形式を「文字列」にする.(でないと電話番号が090********でなく90********になってしまう.)
初めの1行目に項目名(フィード)があるので,見ればだいたいわかる.
おそらくはじめは,csvファイルはgoogleのせいでごちゃごちゃになってるようなので,ゴリゴリ編集していきます.
名前・ふりがなフィードの編集
基本的に,電話番号やメアドのフィードは同じであるが,日本独特の「名前とふりがな」については扱いが異なる模様.
androidで作成した連絡先/google contactで入力した連絡先
- Nameフィード:名前(姓名の区別なし)
- Yomi Nameフィード:ふりがな(姓名の区別なし)
- もしかしたら自動的にGivenName,AdditionalName,FamilyNameも振り分けられてるかも.
iphoneからのデータでは,
- Given Nameフィード:名
- Family Nameフィード:姓
- Given Name Yomiフィード:名(ふりがな:全角カナ)
- Family Name Yomiフィード:姓(ふりがな:全角カナ)
もし,iphoneと同期してなければ現れないフィードがあるかもしれないので,その場合は,
あらかじめiphoneとgoogleをexchangeで同期し,iphoneから項目をすべて埋めて新規連絡先を作成して同期させることでフィードが出現する.
あくまで,androidともiphoneともうまく同期とれるような折衷案ですが,
のようにcsvファイル上で整理してあげると,うまく同期できます.
ひらがな・カタカナ変換はエクセル関数の「=PHONETIC()」関数を使うことで楽勝です.
iphone上では,性と名を分けず,「名」に姓名すべてを入力したようなデータになりますが,
これでちゃんと五十音順で表示されるので,気持ち的にすっきりします.
電話番号フィードの編集
hyperflyの環境では以下の現象があらわれていたので,手動で直しました.
- 電話番号が複数番号あれば,「090******** :: 080******** :: 070********」のように表記されてる.
- 電話番号が正しく同期されないときがある
- ちゃんと検証してませんが,Phone1-Type(電話番号の属性…自宅・携帯・会社など)が影響してるもよう.
- とりあえず,1つのアドレスデータに同一属性の番号が複数あったり,「その他」属性があるなどすると同期がとれなかったりするようなので,Phone1-TypeをMobile,Phone2-TypeをHome,Phone3-TypeをWorkにする.